橿原の猫たちにあってきました。


今井町は、古くは堺と並ぶ自治商業都市で、古い街並みが残っています。古い建造物が残っていること、環濠で囲まれていること、敵に攻め込まれた時の用心に、道路がところどころ曲がっていること、歴史を生かすために、新しい活力が頑張っていることが、今のこの町の特徴だと思います。


しっかり生活と歴史が調和しています。いい町です。


前に橿原を歩いた時にも会ったシャム猫さんです。アップを採用しないのは顔にクモの巣が付いてたからです。ご愛嬌。


美しい今井町から北に歩きました。小綱町に向かいます。立派な道もありますが、あえて細い道を歩いてます。

立派な神社は蘇我入鹿神社です。大化の改新の折りに中大兄皇子と一緒に中臣鎌子が攻め滅ぼした入鹿です。奈良県南部での遠足の定番に、中臣鎌子を祀った談山神社があります。土地の人の話では、戦前、ここの氏子の子供たちは、談山神社への遠足参加を拒否したそうです。


こちらはどうも飼い猫さんです。白黒さんは写真を撮ると嫌がって退場されました。選手交代で縞猫さんです。


代わりに出てきてポーズを取ってくれるのかな、っと思ったらやっぱり嫌じゃわ、ってか。


入鹿神社から北に歩くと人麻呂神社がありました。新庄町の人麻呂神社の分祀だそうです。小倉百人一首でも有名な三十六歌仙のおひとりですね。そういえば、昨年北杜夫さんがお亡くなりになりました。ご冥福をお祈りします。

ガレージの塀の上で寝ているおふたりさんを見つけました。

三毛さんは座ってご挨拶くださいました。竈猫さんは片目だけあけてくれました。このあたりは静かでいい街ですよ。
猫たち、またね。