堺市の猫たちに会ってきました。(上)

堺市魚市場の近くには白龍神社があります。

また、近くの神明神社の境内には、

茅の輪が用意されていて、夏を感じます。

港の向こうからは龍女神が町と湊を守ってくれています。

石垣の上に猫さんがいます。

この表情は例によって恋に悩む切ないお顔ですね。

おじさんはお呼びでないといわれるのが関の山ですから声をかけるのはやめましょう。

薄茶色の猫さんは鳩を狙っています。鳩をいじめてはだめですよ。

わかった。鳩は放っとくわ。あら聞き分けがよろしい。

そのかわり、おっちゃんがなんか呉れるんやろ。おっとそう来ましたか。退散退散。

こちらのキジ白さんは、

少し左右で目の色が違うようにも思いますが。

なにをごちゃごちゃ言うてるんや。

ときどき猫さんって、人の顔と似ていると思います。

こちらの猫さんもなんとなく人間っぽい。

失礼なこと言わんといてくれ。

こちらの白茶トラさんも、

どことなく人懐っこそうで、肩の一つもたたいてやりたいように思います。

ぱらぱらっと、そばかすのあるせいかもしれませんね。

こちらのキジ白さんは目付きが独特ですよ。

お食事直後のようです。

それにしては表情が冴えません。

気の効かんおっさんやなあ。

爪楊枝出さんかいな。あら、奥歯に骨が挟まったようですね。(中に続く)