美しく美味しく手かご弁当。「彩和奏 心み」

　心みさんでお昼ご飯をいただきました。




　通勤路から少し道を変えるのでご無沙汰。三年ぶりのようです。




　ここでのお昼ご飯には手かご弁当をいただきます。




　お茶に続いてお箸。とても丁寧な対応です。




　籠に盛られたお料理が美しい。




　赤出汁と、




　ごはんは古代米。この日は緑米だそうです。




　焼き物。




　天ぷら。




　おつくりも手が込んでいます。




　煮物に。




　オクラはきのこと。




　蛸と大根おろし。




　蒸し物。




　枝豆のゼリー寄せかな。




　茶碗蒸しには餡がはってあります。




　どれも少しずつなのですが、




　鯛の子が固めてあったり、工夫がいきとどいています。




　かき揚げ。盛りだくさんで、しかもどれもこれも美味です。




　デザートまで。




　この内容には実に納得。また来ます。心みさん、ごちそうさまです。

西成区の猫たちに会ってきました。（後篇）

　たくさんの猫と遊んだので調子に乗っています。




　キジさんもわたくしに撫でてもらいたいのでしょうか。




　違ったようです。




　調子に乗りすぎやて自分で言うたがな。




　また言われとる。




　おっちゃん気にせんとき。




　悪乗りも時にはよしやで。




　悪乗りおやじがやって来たんやて。




　ひとつ、わしが意見を。されてはかないませんので退散します。




　飼い猫アメさん。




　猫撮りのおっちゃんが来たよ。




　ほんならちょっとだけ遊ぼか。




　指を出されたら、




　いっぱつ頭突いとくのが作法やろ。




　撫でさせるのも浮世の義理や。




　実はキジさん多発地域でもあります。




　そんなところでのんびりしていていいのですか。




　ほっといてくれ。




　道草を食う言うやつや。




　ぼくは忙しいで。この上に乗ってたら早よぉ走るんや。




　おい、兄弟。反応ないやんけ。




　あほらしもない。そんな冗談に付き合ぉてられるかいな。




　えらい冷静な反応やんけ。




　線路に乗るんやのぉて、電車に乗らんとあかんのや。




　わかってるがな。これから電車乗って出かけるわ。




　電車乗る猫がいてるかと思たら、




　悪乗りおやじもおるんやな。




　悪乗りおやじやと思たら猫撮りおやじやんけ。




　それも違ごた。猫撫でおやじや。




　例によって出発地点近くに戻ると黒ちびさんです。サバさんとこのお子さんでしょう。




　あ、キジさん。別の黒ちびさんでしたか。今日も有意義な猫歩きでした。西成の猫たち、また会いましょう。

出汁にカレーに生醤油、ぶっかけ。「蔵十」

　蔵十さんでお昼ご飯をいただきました。




　この日は父と母に付き合ってもらって四人で。




　うまく切れ目に当たってほとんど待たずに着席。このあと外待ちですやん。




　父は天ぷらうどんを選択。




　母は鶏天カレー。




　Mikeさんは生醤油ゲソ天。




　わたくしは鶏天ぶっかけと、四種類が期せずしてそろいました。




　かやくごはんも行っときましょ。




　鶏天。




　青紫蘇天。




　薬味がたっぷり。




　ここのうどんは文句なしですよ。




　鶏天、でかいだけではありませんよ。ご機嫌にうまいのです。




　自信を持って両親を誘ったお店。思ったとおり、満足してもらえました。蔵十さん、ごちそうさまです。

西成区の猫たちに会ってきました。（前篇）

　朝の西成区を散歩してみました。




　サバさんを追っていると、黒チビが一緒でした。




　黒ちびちゃん、遅れないようにね。




　このあたりでも出産ラッシュがあったようで、




　ちびちゃんがあちこちにいます。




　もちろんおとなの猫たちのほうがたくさん登場します。




　しかも珍しく、前半はわたくしへのシンパが多いのです。




　大人しいになでられてると思うやろ。




　撫でられるだけやのおて、




　伸びまでして見せたるわ。




　となりにいた飼い猫サバさんも、




　猫撮りの毒牙にかかります。




　猫撮りさんが、




　来てくれたわ。




　歓迎の気持ちを、




　撫でてもらって、




　表現しよ。




　うりうり。




　あなたも遠慮せずにどうぞ。




　ごはんの人と間違っているのか、




　まあみなさんえらいサービスです。




　しかも朝の弱いMikeさんをほっといて、




　単独行動ですので、




　ひとり占めで猫たちを撫で放題です。




　あっち向いて歩いている場合ではありませんよ。




　猫撮りのおっちゃん来てたんかいな。




　うちかて撫でてもらおっと。




　はいはい。




　もふもふさせていただきますよ。




　ここでも寝ている方がおいでです。




　もちろん撫でさせていただきましょう。（後篇に続く）

駅まで0分のモーニング。「コーヒールンバ」

　西成区のコーヒールンバさんで朝ごはんをいただきました。




　下町の景色に溶け込んだようなお店。




　モーニングが10種類あるようです。




　朝の7時から賑わっています。かろうじていっこだけテーブルが空いていました。




　チーズトーストのモーニングをお願いしました。




　刻んだパプリカが乗っているのが楽しい。




　サラダには西瓜が入っています。今年初西瓜。




　コーヒーを飲みながら、反対側にも出入り口があることに気付きます。ごちそうさまでした。こっちから出てもいい？




　あら、こっちの入り口は駅なんですね。これは便利です。コーヒールンバさん、ごちそうさまです。

尼崎の猫たちに会ってきました。

　尼崎を散歩してみました。




　歩き始めてすぐに三毛さん発見。




　何事かと思たら猫撮りさんかいな。




　おっちゃんやてわかって起きる猫はおらんでしょ。




　うち、もいっぺん寝るわ。




　サビさんの向かう先は、




　ここがうちの家やねん。




　自分の家は落ち着くわ。




　家宅不法侵入のうたがいやなんて、なんのことやろ。




　あ、三毛さん。




　おっと惜しい。




　なんとか横顔は見せてもらえました。




　屋根の向こうに行ってしまうようですが、




　猫撮りたるもの走って回り込まねばなりません。




　おっちゃんの執念には恐れ入るわ。




　今度はサビさん発見です。




　騒々しいと思たら、




　猫撮りのおっちゃんかいな。




　うちはおっちゃんら怖いことないけど、




　うしろの茶トラがおびえるから遠慮して頂戴。




　茶トラ白も茂みに隠れていますし、




　どうも度胸のいいのはサビさんだけのようです。




　怖がりやて言われるんは悔しいけど、




　ぼくの気持ちは耳を見たらわかるやろ。




　キジ白さんがなにを見ているのか、訪ねようとしたら、




　犬が来ました。




　やっぱり犬のほうを注目しますよね。




　ぐるっとまわってはじめの場所に戻ると、三毛さんまだ寝てますやん。よく寝る三毛さんですこと。尼崎の猫たち、また会いましょう。

涼しくスウィーツいたしましょ。「WALTER PEAK FARM」

　尼崎市のウォルターピークファームさんでおやつをいただきました。




　このあたりはちょこちょこ歩いています。




　本来テイクアウトのお店ですが、




　お店の前のテラス席で食べることができます。




　Mikeさんはベリーのタルト。




　心地よいベリーの酸味とクリームの甘みが絶妙です。




　わたくしはブラッドオレンジのゼリーを。




　ブラッドオレンジ独特のうまみが鮮やかに涼しい。




　普通のオレンジとの相性もぴったりです。




　焼き菓子も買って帰るべきでしたね。




　これで紅茶がいただければ言うことありません。ウォルターピークファームさん、ごちそうさまです。

西区の猫たちに会ってきました。（下）

　黒白さんが撫でさせてくれたので気をよくして歩いています。




　西区の北、安治川には川底トンネルがあります。




　階段を下りてもいいのですが、




　自転車も乗れるエレベーターが便利です。




　渡れば向こうは此花区。さすがは水都大阪です。




　さて猫歩きに戻りましょう。




　茶トラびいきのわたくしですが、




　あまり茶トラさんに好かれた覚えはありません。




　なんと忙しそうなキジさん。




　これから鳩狩りなんや。




　でも上を見たり、




　地面を狙ったり、目標を変えるとうまくいきませんよ。




　サビさんは模様によって美しく感じる模様と、そうではない場合がありますが、このサビさんは好みのタイプ。




　白黒さんも、




　この日の初めのほうに出会った黒白さんも、朝ごはんにありつけたようでよかったですね。




　あなたたちももうすぐもらえるから待っててくださいね。




　むこうから来るのは、




　ごはんのひとやと思うんやけど、




　違ごたわ。




　なに見てんねん。おっさんが呉れる言うんかい。




　キジ白さん。




　なにを見つけたのかわかりませんが、




　視線を固定して歩いていると、




　ジョン・ウィンダムの光る目なんかを思い出します。




　またはウルトラセブンのアンドロイドゼロ指令とか。




　おっと鳩を獲ろうとしていた黒さん2号ではないですか。




　もう朝ごはんは食べたのですか。




　なれなれしいするんやないわい。




　あ、痛かった？




　右のパンチも繰り出そかと思たけど、




　ちょっとかわいそうやから治療したげるわ。それでわたくし、十分報われますよ。西区の猫たち、また会いましょう。

あくまで軽やかに。「Bistro Cafe Omelette」

　中央区のオムレットさんでお昼ご飯をいただきました。




　らきせぶさんに訪問した時に、ここもいいなと思っていたので。




　オムライスとも思いましたが、この日のしあわせランチがやわらか豚フィレのイタリアンカツレツのようでそれを。




　明るいテーブル席。




　カトラリーにはお箸も入っていてほっとします。




　まずはオードブル。




　オムレツは玉子焼きっぽくてかわいらしい。




　じゃがいもは軽いアンチョビオイルで。




　ソーセージ。




　サラダ。




　スープはコーンポタージュ。




　甘みがつよくてしっかりした味。




　Mikeさんはハンバーグを和風ソースで。




　ふわっとやわらかで軽い感じ。




　やわらか豚フィレのイタリアンカツレツ。




　あくまで軽やかに、トマトソースの酸味がよく合います。




　ケーキのセットもあるのですが、今日はコーヒーで締めくくり。




　この次はオムライスをいただきましょう。オムレットさん、ごちそうさまです。

西区の猫たちに会ってきました。（中）

　ゴミ箱を荒らす疑いをもたれてはたまりませんので移動します。




　ごはんのひと早よ来てくれんと眠たいがな。




　おっさん、わしがあくびしてたて吹聴するんやないやろな。




　そんなことしませんやて。




　信用ならんわ。




　考えてみたら、まあ別に言いふらされても困りはせんけどな。




　ゴミ箱荒らしおやじやて。




　なんや、ただの猫撮りやんか。




　このへんに出没するんは、




　ちょっと珍しいやんけ。




　わしらの模様は草むらで隠れやすいようになってるけど、




　街中ではみつかるな。




　三毛ちびを見つけるとうれしいのですが、




　飼い猫さんには徹底して、




　視線をそらされてしいました。




　にひきいます。




　キジさんはこの場所に用があるのでしょうか。




　おっさん待っとけ。ぼくが先や。




　ここからええ匂いがするんやでぇ。




　匂いだけでよっぱらったわ。




　おっさんもやる？




　さすがにそんなことはできないので遠慮して先に進むとあやしい黒白さんです。




　おっさんのほうがよっぽどあやしいやんけ。




　冗談やんか。




　いや、やっぱりあやしい。




　どうも態度を読みにくいかたですね。




　伸びをする顔は無邪気なのですが、




　目を開くと怖い。




　顔は怖いてよぉ言われるけど、わしは愛嬌もんなんよ。




　せやからおっちゃんに撫でさせたげる。




　撫でられる顔も怖いやなんて言わんといてな。（下に続く）

公園の横。当たりでした。「らきせぶ」

　中央区のらきせぶさんでお昼ご飯をいただきました。




　公園の隣に少しずつ素敵なお店ができていて、実は狙ってました。




　両親を誘って訪問。わたくしはビーフストロガノフにします。




　サラダ。どんだけ生ハムが入ってるねん。と言う豪勢なサラダ。




　追加で頼んだジャガイモの冷製スープ。




　生クリームとのバランスがよく、ご機嫌うま。




　ビーフストロガノフ。




　ワインとトマトの香りがたまりません。




　とろとろにやわらかくなった牛肉と、濃厚なソースが幸せです。




　パンをちぎりながら食べるのがちょうどよろし。




　Mikeさんはリゾット。




　チーズといろいろなきのこの香りが絡み合って絶妙です。なんともええ気持ち。




　スープを頼まなかったMikeさんはデザートを。もちろん、少し食べてあげましたよ。




　食後のコーヒーをいただくと、




　ビスケットが付いてくるのもかわいらしい。




　公園横のレストラン。夜の食事も狙ってみたいもんです。らきせぶさん、ごちそうさまです。

西区の猫たちに会ってきました。（上）

　西区を散歩してみました。昼の暑さが強くなって来たので朝散歩。




　有明の月を楽しみながら。




　うちはこの木が好きやねん。




　特に朝の静かな時間。




　この木に甘えたら気分が落ち着くわ。




　ひょっとしたらこの木がうちのおかあちゃんやろか。




　せやけどこんだけおなかが減るんやからうちは猫やわ。




　猫撮りさんの前であほなことして照れくさいわ。




　早よごはんのひと来てくれたらええのに。




　今度は移動中のキジ白さんについて行ってみましょう。




　まずは黒白さんに、




　朝の挨拶をして、




　あやしいおやじがいてないことを、




　確認するんや。え？いますけど。




　ここで黒さん合流。




　ごみを荒らすのと違うで。




　荒らすやつがおらんかどうか、パトロールしてるんや。




　おいおい、キジ白さんについて行くのと違うのかいな。




　そうでした。キジ白さんのほうをうかがうと、




　黒さん２号が気を付けしてます。




　朝ごはんはあれにしよっと。




　あれってあれですか？




　地面に降りたときがチャンスなんや。




　おっさん邪魔する気ぃか。




　もうすぐごはんの人が来てくれますから、鳩は堪忍してやってください。




　鉢割れさんが登場したり、




　キジさんが現れたり、にぎやかなこと。




　あやしいおっさんも登場するしな。




　たしかにあやしいおっさんや。




　キジ白さんと黒さんがさっきパトロールしてくれたけど、




　ごみ箱荒らさんように見張っとこ。（中に続く）

写真がいっぱいのモーニング。「珈琲紀行 カクタニ」

　西区のカクタニさんで朝ごはんをいただきました。




　モーニングいただきましょ。




　選択肢をたどるフローチャート型メニュー。




　トマトジュースが好きです。バナナは実はきらいなんで煮抜きを選択。




　チーズトーストの気分だったのですが、写真的にはサンドイッチにするべきだったでしょうか。




　むずかしいことはいいませんが、パンの甘みを感じられるシンプルなチーズトースト、好きなんです。




　店名が珈琲紀行ってだけあってコーヒー美味しい。店主さん、女性の写真を撮って飾るのが趣味のようで、写真だらけ。




　写真にまじってテレビシールが貼ってるので、テレビに出たん？と聞くと。「民放にはみな出たでぇ」とご主人。大阪だわ。カクタニさん、ごちそうさまです。

西成区の猫たちに会ってきました。（下）

　輪留めの一件は無視されましたが気を落としてはいけません。




　凶暴な猫撮りおやじや。




　金網越しやったら怖いことないわい。




　それを後ろに回り込むとは許しがたい。




　当局に抗議することにする。




　なんとまあ、鉢割れさんのスリムなこと。




　前言撤回。




　こちらの茶トラさんも。




　このおなかは豊かさの象徴なんや。




　抗議されたりたしなめられたりしてるおっさんや。




　ぼくの歩く姿に見とれてるわ。




　自分のほうに歩いて来ると思てるんやろけど、




　それは自意識過剰言うもんや。




　ここから人間には無理な三次元行動やからね。




　このキジさんはいつもここにいます。行動パターンが単純なのでしょう。




　それをいつも見てるおっさんの行動パターンもな。




　シャムさん発見。




　なにもゴミ箱の上で寝なくても。




　サバ白さん、それは爪を砥ぐ道具ですよ。




　ここの寝心地の良さは人間にはわからんやろな。




　猫心をわかってない猫撮りやな。




　顔見て、麻呂やら言わんといてや。




　コンクリが斜めで居心地悪そう思てるんやろ。




　ほっといてくれ。




　ここでしばらく寝るんや。




　キジ白さんにも逃げられましたし、どうも評判がよくありません。善根を積んで再訪します。西成区の猫たち、また会いましょう。

カフェランチのレベルを凌駕する納得のお料理です。「cafe 我留慕」

　我留慕さんでお昼ご飯をいただきました。




　職場周辺で最強のお昼ご飯。




　やっぱりここは居心地がいい。




　具だくさんのお味噌汁に、




　好みよりちょっとやわらかめのごはん。




　今日の魚は鯛。




　大根の炊いたん。




　きゅうりの酢のもんは茗荷が効いてうまし。




　揚げもんはいつも一工夫う入ってよろち。




　ほうれん草のお浸し。出汁がいいのですよ。




　豆腐。




　漬物がすべてちゃんとしたもんってのがうれしいのです。




　大根はうまい出汁で炊いておぼろ昆布と三つ葉を添えるやなんて。にくいわ。




　さつま揚げ。玉ねぎと豆でした。




　そしてデザートのフルーツ。




　いつも深い満足感を与えてくれます。名店だわ。我留慕さん、ごちそうさまです。


前にはこんなんいただきました。

やはりここは名店なのです。「cafe我留慕」
お値打ちの和風ワンプレートランチです。「cafe我留慕」

西成区の猫たちに会ってきました。（中）

　ナルシストの白さんの次はどんな猫さんに出会えるでしょうか。




　わしや。




　史上最強の黒猫や。




　とか、そんな台詞つけよるんやないやろな。




　心優しい黒さまやのに。




　てれっと寝てるとこを、




　猫撮りおやじに邪魔された。




　安全な場所に移動するべし。




　なんと。移動先にも猫撮りおやじが。




　このおやじが出世できへん理由が分かった気がするわ。




　撮影希望やて？




　照れるから動きがぎこちないわ。




　伊賀忍者が便所に行ったらこんな顔かも。




　台詞が台詞やからおすましポーズも微妙やわ。




　二階の端っこに寝ている猫さんもいますが、




　茶トラさんは、




　追いかけて行くと、




　わしかてええ顔できるんやで。




　このおっさんにそこまでサービスすることあれへんのや。




　目の光ってるサビさん。




　猫撮りがおるから用心しよっと。




　もちろん執念深いですからね。




　ええ写真撮ってもらわんと割に合わへんわ。




　キジさん、お尻の下になにか白いものがありますが。




　なるほど。坂道では輪留めが必要ですね。




　そういう冗談には付き合いきれんわ。（下に続く）

女性店主のフレンチ再訪。「Les Couleurs」

　レ・クルールさんで晩御飯をいただきました。前回の訪問からそんなに経ってませんが、気に入ったもんで。




　カウンターに座れました。ハートランドで乾杯。




　商店街側から黒板を確認し、




　細い廊下を通って入店するのですが、




　反対側の、中庭だと思ったところも入口だったようで。




　まずはヴィシソワーズ。葱の旨みが濃厚です。いきなりヒットです。




　泉州水ナスとコリンキーのサラダ。コリンキーって南京の種類なんですね。香草の味がよく合います。




　ワインにしましょ。こんなふうなんが飲みたいんですって言うと、4本ほど候補を持ってきてくれます。




　くせなく落ち着いたうまみが注文通り。




　田舎風お肉のパテ。酸味の効いたマスタードがよく合います。




　インカのめざめブルーチーズソース。お芋さんの口当たりが心地いい。




　ブルーチーズはフランス産で辛味が少なく、ベーコンとハーモニー。




　フォアグラのロースト。




　お芋のようなころんとしたものはアピオス。むかごの一種だそうです。独特の食感が愉し。




　フォアグラが美しくローストされて、




　この濃厚な味はたまりませんよ。




　ヴァンデ産ウズラのグリエ。ジビエも自然に美味しい。




　デザートも抜かりなし。ブリュレとアイスクリームだったり、




　ソルベとチョコレートケーキだったり。でもねこさん、いつもより酔っ払ってない？




　Mikeさん、きみの魅力に酔ったんだよ。うそばっかり、美人の店主さんに酔ってるくせに。レ・クルールさん、ごちそうさまです。

西成区の猫たちに会ってきました。（上）

　西成区を散歩してみました。




　ちび助くんですが、悠然としています。




　もちろん近寄ると隠れます。




　なんや、びっくりするやんけ。




　なんやねん、夫婦で仲よお見物しやがって。




　生き別れになったかあちゃんと弟を思い出すやんけ。




　またでたらめばっかり。




　でたらめなんはおっさんのほうやんけ。




　君子危うきに近寄らずや。




　おや、こちらにも黒のちび助が。




　兄弟でいるようです。




　そしてこちらがおかあさん。




　こちらのちび助は甘えたいさかりです。




　カメラポジションが悪いので、変な影が入りますがご容赦を。




　おかあさんってもんはほんとに大変です。




　なあおかあちゃん、おなかすいた。




　ちび助食欲も旺盛です。




　黒いちびさんが多いのですが、近くの自動車の下は白さんです。




　いったいおとうさんはあなたでしょうか。




　それともあなたですか。




　あほな猫撮り、女性の猫に何を訊いてるんや。




　そうですね。立ち去るサビさんも女性ですし、




　おとなの黒さんが少ないのはちょっと不思議です。




　不思議と言えばこの白さん、




　座って何をしてるんかやて？




　水に映る自分の姿を見てるんや。水仙になっても知りませんよ。（中に続く）

行きたかったうどん屋さんにようやく。「うどん亭 瀬戸香」

　阿倍野区の瀬戸香さんでお昼ご飯をいただきました。




　ずいぶん前、麵探偵さんの記事にインスパイアされいていたのですが、




　一度臨時休業にでくわして、今回は再訪問です。開いててよかった。。




　Mikeさんは磯部うどんを選択。めかぶにわさびが効いて美味しいとのことです。




　わたくしには、きつねぶっかけうどんと、




　麦とろごはんをください。




　お醤油をかけて、麦の食感とろろの相性が抜群です。




　小鉢に蓮根金平と、




　塩昆布もついてますのでわしわしです。




　そしてうどんがまた、




　適度な弾力で、




　ちゅるっとうまい。




　お揚げさんの甘さもちょうどよし。




　ようやく訪問できて感動の美味しさでした。さすが。瀬戸香さん、ごちそうさまです。

北区の猫たちに会ってきました。

　北区で少しだけ、猫たちに会いました。




　呑みに行くので電車です。王寺駅では雪丸くんに挨拶しましょ。




　やあ三毛さん。




　奥のほうには黒さんもいるようです。




　誰が黒やねん。




　あぁ、びっくりした。キジさんでしたか。




　三毛さんの奥にはちっちゃいキジさんもいたりして。




　猫撮りのおっちゃん、こんな遅くにいらっしゃい。




　美しく撮影してさしあげたいのですが、




　食べ物用のカメラしか持ってないので、暗い中、猫さんはうまく撮れません。




　カメラのせいやないで。おっちゃん酔うてるんやろ。そうかもしれませんね。北区の猫たち、また会いましょう。

フレンチのゆうべ。「bistro B.O.F」

　北区のB.O.Fさんで晩御飯をいただきました。




　われわれはハートランド、娘はキールで、乾杯。




　それほど広くないお店。木材を豊富に使った店内は、すっきり整って居心地がいい。




　オードブルはオリーブのマリネ。




　豚のリエット パプリカ風味。




　田舎風パテ。




　軽いマリネにするとオリーブの味わいが深いようです。




　パンが添えられてきますので、




　リエットを、




　たっぷりつけて、




　贅沢な味わいです。




　お肉のいろいろな部位の味が上手に混じったパテ。マスタードを付けても楽しい。




　生ハムのサラダ。




　種類の違う生ハムとしゃきしゃき野菜に茹で玉子がわくわくするうまさ。




　ワインにしましょ。




　店主さんのアドバイスでチョイスした、けぇけぇこっこの模様のワイン。




　ちょっと重めのフルボディ。癖が少なくてうまし。




　キッシュに、




　レンズ豆を添えて。




　ここのキッシュはとても軽やかです。




　そろそろメインを。鱸のポワレ、ラタトゥイユに載せて。




　鶏モモ肉のバスク風煮込み。




　仔羊のクスクス。どれもワインがどんどん進むうまさ。




　たとえばこちらはよく混ぜて。




　仔羊のくせのなさと、独特の味わいにクスクスがよく合います。美味。




　デザートは固めたメレンゲと、




　2種類のケーキに、




　ブリュレ。




　さっきまでワインでうきうきでしたが、今度はデザートの幸せです。




　最後はコーヒーで。満点ですね。




　渋い雰囲気のご主人。余計なおしゃべりはされませんが、聞けば何でも答えてくださる人柄。さすが14年目になろうとするお店です。B.O.Fさん、ごちそうさまです。

生野区の猫たちに会ってきました。

　生野区を散歩してみました。




　関西電気商会。古い店舗が興味深い。




　本日はMikeさん腰痛のため、ねこ一人です。




　いつもおっさんのほうが弱いのに、




　珍しいこともあるもんや。




　それにしてもこの暑い中、よぉひとりで歩くわ。




　うちなんかMikeさんには用事あるけど、おっちゃんには興味ないん。




　だいたい弱虫やのに一人で歩いて大丈夫かいな。




　へたり込んでたらあかんで。




　うちかて葉っぱの陰から動く気がせぇへんわ。




　わしかてそうや。




　ここは隙間風が特等席なんや。猫たちが涼んでいるのにわたくし、汗かいて歩いているのも嫌になってきました。今日はこれくらいで帰ります。生野区の猫たち、また会いましょう。

長屋で香り高いカレーがよろし。「喫茶とカレー げしとうじ」

　阿倍野区のげしとうじさんでお昼ご飯をいただきました。長屋の古い建物を改造したカレー屋さん。




　開店して1年ほど。すでにあちこちで紹介されています。そのなかでおさとうさんの記事が印象に残っての訪問です。




　古いものの手入れがされて、よく動く引き戸をからからと開けると、




　三和土の先には木の廊下と畳の部屋。




　野菜カレー、チキン野菜ミックス、チーズほうれん草ミックスから、わたくしはチキン野菜を。




　天然素材が24種類。もちろん添加物はなしです。




　スパイスのバランスがとてもよく、インパクトは強いのですが、尖った感じはなく、美味です。




　チキンがやわらか。




　茄子。




　獅子唐。




　さつまいもに、




　厚揚げ。全体のバランスがとてもよく、完成度が高い。ご機嫌です。




　Mikeさんはチーズほうれん草カレーをチョイス。




　こちらはあっさりしたなかにほうれん草の深い味わいとチーズがよく合います。




　デザートもいただきます。




　小さいチーズケーキ。ほのかな塩味がチーズの風味をひきたてます。




　紅茶派もちろん。




　スパイスチャイの独特な味わいも癖になりそうです。




　それぞれの味を生かしてきれいな調和にまとめておられる印象です。また来ると思います。げしとうじさん、ごちそうさまです。

都島区の猫たちに会ってきました。

　都島区のあたりを散歩してみました。




　暑さがどんどん堪えるようになったので短時間にします。




　ほんまに暑い中、




　猫撮り、ご苦労様。




　これが真夏になったらどういたしましょうか。




　おっさんら、服で調節できるやんけ。




　わしら毛皮着たままなんやで。




　このあたりにもたくさんいるようですが、




　この黒さんはお産の直後。




　神経質になっているので、そっとしておいてください。




　猫撮りが近付かんように、わしが守ったるわ。




　用心棒ですね。




　名前は、椿…、

　やめときましょ。




　子育てに忙しい季節です。




　手前のちび助はもう飲み終りました。




　もう少し近くで観察したいですね。




　あ、全員気が付いたようです。




　これ以上近付くと邪魔になりそうです。この距離からゆっくり眺めて楽しむことにいたします。都島区の猫たち、また会いましょう。

餃子だけの潔さ。それがうまい。「餃子のざ」

　橿原市の餃子のざさんで虫養いをいたしました。




　メニューは餃子だけ。それにビール。




　一皿250円の幸せ。




　たれをつけずとも、軽やかな味わいがうまいのです。




　たれと辣油をどうぞ。




　ありがとうございます。たれをつけていただきます。




　もちろんこっちがほんとの食べ方。




　あくまで軽やかにうまいのです。




　もう11年目になりますか。持ち帰りもいいのですが、カウンター6席だけの店内でいただくほうが勝るようです。ざさん、ごちそうさまです。

生野区の猫たちに会ってきました。（4）

　公園の猫たちとの再会を喜びながら歩きます。




　猫の行動パターンが何に規定されるのかわかりませんが、




　二階の出窓にいる猫を見かけると、




　物置の屋根など、




　同じようなところに寝ている猫を、




　見かけるように思います。




　いや、そないに怖い顔でにらまんでも。




　首輪をつけている猫は間違いなく人が世話をしています。




　付けていない猫もいますが、




　人間と無関係な猫ってものはないのでしょう。




　猫撮りが来てもびくともしない猫もいますが。




　ぼくかて別に怖がったりせえへんで。




　猫撮りおやじよりぼくのほうが強いはずや。




　せやから言うていきなり指出すとは失礼な。すばやい左フックをもらいました。




　こちらは以前肉球で、遊ばせてくれた方ですが。そないに毎回相手してられるかいな。




　まっ黒な黒さんもいますが、ちょっとだけ白い毛が混じるのも多いようです。




　白い模様の場所によっては、




　おや、麻呂くんではないですか。




　お公家さんがそんなところでうろうろしててはいけませんよ。




　物陰からこちらを向いたサビさんは、




　どうもお食事中のようです。




　三毛さんも夕食に帰宅するところのようですし、




　あちらでも、




　こちらでも、夕食の猫たちが目立つ時間になりました。我々も帰って夕食にいたしましょう。生野区の猫たち、また会いましょう。

芸術鑑賞と上質なおやつを。「喫茶 美術館」

　東大阪市の美術館さんでおやつをいただきました。




　先日東大阪を散歩したとき、美術館って名前の喫茶店を見たので行ってみましょう。




　実際に美術館にもなっているようで、須田剋太さんの絵画と島岡達三さんの陶芸作品が鑑賞できます。




　画集や陶芸作品の販売もされていますのでどうぞ。




　Mikeさんはアイスコーヒーと、




　チョコレートケーキ。




　わたくしは紅茶と、




　チーズケーキをお願いしました。もちろんケーキは自家製ですよ。




　しっとりしたケーキを潤すようにラム酒がかかっています。




　ラムの香りがよくチーズケーキがご機嫌です。




　チョコレートケーキにもラムが浸みこんでいるようで美味。




　普通に喫茶店として使っても十分楽しめますし、芸術を楽しむのもまたよろち。美術館さん、ごちそうさまです。

生野区の猫たちに会ってきました。（3）

　サビさんの散歩を観察しましたので、




　次はキジくんの探検を観察しましょう。




　別に囚われているわけでもなく、




　罠にかかったわけでもないようです。




　なんやらぶつぶつうるさいおやじや。




　間に金網があるから安全やと思たけど、




　逆に、引っ掻いたろ思ても、手ぇが届かへんわ。




　そうこうするうちに、冬に猫たちに会った公園に着きました。




　わかって歩いてるみたいに言うけど、




　ほんまは、たまたまたどり着いただけなんやろ。




　実はそのとおりで、これだけ歩いているのに地理がなかなか覚えられません。




　キジさん、紫陽花の葉っぱは食べると毒ですよ。




　花の色の変化を愉しむんや。




　食欲だけの猫撮りおやじと一緒にせんとってくれ。




　鉢割れさんに挨拶をしたところで、カメラのメモリ切れ。一度扱っているお店を探しに行きます。




　入手して戻ると道の真ん中に猫さんがいます。大胆ですね。




　さっきの紫陽花くんです。




　せっかく移動したのにまた見つかった。




　鉢割れさん、猫撮りおやじが戻って来よったわ。




　自動車の上に避難しよ。




　あんまり避難したことにならへんか。




　なんや、1月にうろうろしとったおっさんかいな。




　怪しむような顔は生まれつきや。ほっといてくれ。




　それにしてもあなたたちに再会できておじさん幸せです。




　名前を教えていただいた、かおでかおくんに会えなかったのが残念ですが。




　わしらの気持ちはノーコメントにしとくわ。あらあら。（（4）に続く）

歴史は50年。この雰囲気はたまりません。「みはる食堂」

　田原本町のみはる食堂さんでお昼ご飯をいただきました。




　とても古びた佇まいですが、切り盛りされているのは存外若い女性がおふたり。




　おばあちゃんの代からやっていて、50年以上になるとのこと。




　座敷に上がってくつろぐ雰囲気。好きなもんにはたまりません。




　壁のメニューをもう一度掲載しましょう。




　わたくしのいただいた親子丼。




　おおきな鶏肉がたっぷりです。




　味噌汁はわかめとねぎとお揚げさん。




　沢庵と塩昆布。




　ほどよいかたまり具合の玉子が美しい。




　お出汁の味もよく、汁だくさんの懐かしい親子丼です。




　Mikeさんはカツ丼。ねぎの青さが目に沁みます。




　まだまだ昭和は残っています。レトロな食堂がお好きな方にはおすすめですよ。




　立派なお店とは言いませんが、とても気持ちよく食事ができました。みはる食堂さん、ごちそう様です。

生野区の猫たちの会ってきました。（2）

　ごろごろ大会はさておき、散歩の続きです。




　流し目。




　物思い。




　不信感。




　半分だけの好意。




　おとなしくポーズ取ってモデルさんみたいと、




　道行くひとにほめてもらいはしたけど、




　これがぼくの役者としての才能やろな。




　才能に頼らんと、




　さらに演技力を磨く努力をなまらんとこが、猫撮りのおっさんと違うところや。




　猫撮りのおっちゃんやて？




　ごろごろ大会どころやないわ。




　おっちゃんに撫でてもらうねん。




　はいはい、上手に撫でるんよ。




　この時期、毛が抜けるからいややとか言わんといてね。




　我関せず。




　猫撮り見ても、




　慌てんとまず座るんや。




　それから爪の手入れをするうちに、




　猫撮りの存在を忘れるおちゃめなぼく。




　サビさんの散歩を観察しましょう。




　コンクリのうえを歩くほうが肉球が楽なんや。




　建物の後ろから出たら、




　お日さんがまぶしいけど、




　わたしはかもめ。




　道草なんか食べてる場合と違う。




　雌猫初の宇宙飛行を目論んでいるのかもしれません。（（3）に続く）