福島区の猫たちに会ってきました。(前篇)

車の下の美形。

車の前にもええ茶トラ。

そんなん言われたら照れて門柱茶トラ。

車のうしろに三毛。

車の下に白キジ。

サビ。以上、車のそばシリーズでした。

なんやねん。車のそばばっかり優遇策かいな。

それやったらぼくかて背景に車入れとこか。

んなことしたら猫撮りに迎合する猫とか言われそうや。

主役は車と違ごて猫やで。

ほんならなんで車のそばにいてるんかやて。

そこに車があるからや。

インタビューを嫌がって、

そんなこと言うた登山家がおったな。

言うとくけど猫は山登りなんかせぇへんで。

隠れてるつもりやったけど、

登るとかなんとか聞こえたで。

それやったらちょっと顔見せとかんとあかんわ。

山と違ごて細いフェンスやけどな。

どうよ、このバランス感覚。

歩くだけやのぉて、

この上で休憩でもへっちゃらやねんで。どうよ、って聞かれましてもね。(後編に続く)