桜井市の猫たちに会ってきました。（後篇）

　中毛黒さんは指くんくんしてくれて、それでよしとします。




　猫やったらもういっぴき乗るけど、おっさんは定員オーバーや。




　猫撮りおやじが来たんやて。




　ちょっと顔だけ見とこか。




　ぼくも付き合うわ。




　三毛さん、おっさんの顔見るのと違ごたんかい。




　なるほど、一目みたら十分か。




　直接はごめんやけど、




　金網越しやったら撫でてもええで。




　黒白の親分さん、猫撮り歓迎レセプションの許可を頂戴。




　このおっさんの歓迎？まあええやろ。




　親分のお許しが出たから、




　みんな準備してや。




　わしは座ってるだけやで。




　ほんならぼちぼち、




　三毛さん頼むわ。




　シーン1。




　平和な雰囲気で、




　伸びをするところから。




　キジくん、撮影の現場を横切ったらあかんわ。




　さ、ベンチの上に並ぶんやで。




　なんやねん、大人ばっかり。




　椅子の下からちゃいちゃい攻撃や。これがわたくしの歓迎レセプションと言えるのかどうかわかりませんが、

　桜井市の猫たち、また会いましょう。