明石市の猫たちに会ってきました。（上）

　明石の街を散歩してみました。




　赤い灯台や明石海峡大橋が望めます。




　猿のモチーフの街並みも愉しい。




　撫でさせてくれる黒さんに、




　最初に出会うとは、




　こいつぁ春から縁起がいいわえ。




　黒さん気持ちよぉ撫でてもろてるわ。




　ここは素直に撫でてもらうとこやねんけど。




　ついついええかっこして行きそびれるんがぼくの悪いとこや。




　同じ黒さんでも、




　視線をそらすのもいます。

　


　このサビさんや、




　キジ白さんは、




　明らかにあやしんでいます。




　サビさんのいる草むらは、




　少し緑色が混じり、




　風の中にもかすかに春の訪れを感じ取れるようです。




　よぉ言うてるわ、このおやじ。




　このおやじにそんな繊細な感覚があったら、




　わしら猫も苦労せぇへんのや。




　この日はあたたかく、




　歩くのも苦になりませんし、




　猫を眺めるにはぴったりの日和、




　猫たちもたくさん顔を出してくれました。




　しかし、実際にはこれからが寒さの本番。




　猫歩きも凍えますが、




　外の猫たちはもっと大変です。




　心配してくれるのやったら、




　カリカリのひとつかみも持ってこんかい。




　おっさんは自分の腰だけ心配しとったらええねん。ありゃりゃ。（中に続く）