西成区の猫たちに会ってきました。

　西成区を散歩してみました。




　少々お待ちを。




　写真を一枚。




　後ろからうるさいおっさんや。




　サビさん振り向いてください。




　うち、今、眉毛が無いから見られたないねん。




　ま、振り向いていただければいいんですが。




　お、大きな鼻ですね。シラノくんと名付けましょう。




　久しぶりに出たな。勝手に名付けおやじ。ほんならうちはロクサーヌかいな。




　悲劇の主人公の名前はあんまり歓迎できへんわ。




　実はわたくし、ポリスのロクサーヌを聞いても六三にしか聞こえません。




　日差しの強い日。黒白さんも黒さんも、日向ならいいのですが、




　日陰に入ると輪郭しかわかりません。




　自転車の陰の控えめな三毛さんもいれば、




　土俵入りは雲竜型でお願いします。土佐犬みたいな体形の猫さんもいます。




　ひもでつながれている気の弱いサビさんには、




　気安く触ってはいけません。




　この三毛さんや、




　キジさんは、三回目のはずなのに覚えてくれませんし、




　そこまであからさまに驚かれるとおじさん傷つきますよ。




　それぐらいふてぶてしい表情のほうがかえって安心なような。




　女性に対してふてぶてしいやなんて失礼なこと言うんは、




　やっぱりこのおっさんや。




　ぼくみたいに季節の感じて夏の風や、




　夏の、




　ひもに、遊ぶような風流心はないんかいな。




　なんやねんMikeさん、その指。




　まあちょっとくんくんするんが最低の礼儀や。




　あかん、わしの趣味やないわ。




　いらんてはっきり言うてるやんけ。




　わし、ひとと猫の距離感を大切にするタイプなんよ。西成区の猫たち、また会いましょう。