堺市の猫たちに会ってきました。（後篇）

　食事の時間がすんだのか、後半は歩く猫さんが多いようです。




　茶トラさんも食事が終わったのか、




　腹ごなしの探検や。




　そっちへ歩こと思たら黒さんが邪魔してるがな。




　ここは強行突破、




　するよりここで休憩にしよ。




　物思いに耽ってたら、




　いきなり顔の前に猫撮りおやじが現れよるんや。




　これが拗ねんとおれるかいな。




　ふっ。この角度やったら顔が見えへんやろ。




　歩く三毛さん。関…、




　大…、




　横…。




　それ以上しゃべったら引っ掻くわよ。




　また女性心理を無視しとる。




　このおっさんが女性にもてへん理由がわかるわ。




　おっさん、そろそろ仕事行かなあかんのと違うんかいな。




　歩くいう字ぃの上を歩いてほしいやて？




　おっさん、これは止まるいう字ぃや。




　仕事のことに触れられましたのでそろそろ帰りましょう。




　そうしぃ、ぼちぼち帰り。




　伸びをするときでもどこか事務的な表情のサバさんですが、




　意外にも、




　撫でさせてくれるではないですか。




　隙間から出てきたキジ白くんも、




　おっちゃん、もぉちょっとゆっくり遊んで行きぃな。




　帰ろうとすると、




　こういうことになるので、猫撮り心理も複雑になりますよ。




　おっちゃん、カリカリも置かんと帰ったらあかんでぇ。なんだそんなことでしたか。堺市の猫たち、また会いましょう。