西成区の猫たちに会ってきました。（後編）

　やっぱりこのへんの散歩は楽しいのです。




　ここまで独立軌道の阪堺電車。




　ここから路面電車になるんですね。




　瞑想するサビさんも、




　Mikeさんの迫力には刮目するこのごろ。




　白茶トラさんは、




　木登りの練習に余念がないのです。




　あ、ここからは行きようあらへん。




　あきらめて戻ろ。




　このおっちゃんろくなとこ撮らへんねんから。




　のどが渇いたから水飲んでるねん。




　おっちゃんみたいにやけ酒してるわけやないねんで。




　やけ酒おやじやんか。




　ぼくのほうが足速いんやから逃げたらしまいや。




　待てよ。自分だけよかったらええ言うんは人間と一緒や。




　なんにも知らんと座ってるキジ白さんがいてるから、




　あれがやけ酒おやじやから注意しぃや。




　やけ酒おやじやて。




　やけ酒呑むのはタイガース負けた日だけやろ。




　勝った日は勝った日で呑んでるけどな。




　猫撮りのおっさんが来てるけど、




　こっちはこっちで遊ぶのに忙しいんや。




　おっさんが一緒に遊ぶ気ぃないんやったら。




　不貞寝してこましたろ。




　黒さんが覗いたり、




　青さんが覗いたりと、相変わらず猫たちに不人気のわたくしですが、




　少し思案ののちに、




　ポーズを作ってくれる黒白さんもいます。




　もいます。ておっちゃん。




　ぼくが撫でさせてあげるやんか。




　せやけどおっちゃん。いろんな猫の匂いが付いてるで。あら。そうですか。西成区の猫たち、また会いましょう。