旭区の猫たちに会ってきました。（前篇）

　旭区を散歩しました。




　撮影するの？




　うしろに誰かいてるわけやないんよね。




　こういうのうち照れる。




　隙間から撮るにしても、




　そおやって目ぇも写さんと話にならんやろ。




　ぼくの男前が台無しやんか。




　ぼくも撮影は歓迎やけど、




　もおちょっとええ役にしてほしいわ。




　溝を歩くいたちの役なんか嫌やで。




　赤い自転車の下でにっこり？




　こういうのは美人のうちにぴったりの役どころ。




　ぼくは役なんかどぉでもええわ。




　それは違う。




　ちょっとでもええ役もろて、舞台の華になるんや。

　


　清く正しく美しく。




　このかっこのままで撮影されたそんでええわ。




　誰やねん。邪魔するんわ。




　ごめん、撮ってるの知らんと横切ったわ。




　こちらのキジさんは、




　ジャンプ。




　ぼくはここで昼寝の準備。そんなきりっとした顔で昼寝って言われても困るんですが。（後篇に続く）