福島区の猫たちに会ってきました。（後篇）

　（承前）



　黒さんがいます。



　猫撮りよりも、



　ごはんに興味があるんや。



　余所見しているあいだに、移動して食べてしまったようです。



　茶トラさんはごはんを食べたあと、



　しげみで休憩されます。



　その隣では、少し薄い色の茶トラさんも休憩中です。



　身繕いをしている黒白さんは、



　これから活動開始の気配です。



　遅れてキジトラさんがやってきました。



　黒白さんと遊びたいようですが、



　黒白さんの興味はほかにあるようです。



　サビさんがすわっています。



　キジさん、こんどはサビさんに遊んでもらいましょう。



　さっきの黒白さんは移動を開始しました。



　フェンスにジャンプです。



　黒さんそこにいたんですね。



　移動の先にはサビさん、キジさんと遊んであげなかったのですか。



　まあそないに言わんといてくれ。わしにも事情があるんや。



　黒白さん、ここで一息ついて、ふたたび移動を開始です。



　おっと、もうおひとかた黒白さんです。



　パーティーグッズの付け鼻をしていらっしゃいます。



　つまらんことしゃべる猫撮りや。



　ほっといて寝たふりしといたろ。



　ちょっと待てよ。こないだ辰の言うとった銭儲け、



　こいつ間抜けなつらしとるけど、



　こいつ使てあの話すすめたろ。



　おい猫撮り、



　ええ銭儲けの話があるんや。手伝わへんか。



　近江屋のむすめが婿取りするんやけど、それにちょっと因縁がやな…ってとんでもない悪事に巻き込まれそうです。（続きません。）
　福島の猫たち、また会いましょう。