柏原市の猫たちに会ってきました。

　柏原市の夕方を散歩してみました。



　このあたりはぶどうの名産地です。



　あちこち、街並みにまじってぶどう畑があります。



　石神社は住宅のまんなかにぽつんとあってまわりに静寂をもたらします。



　この道は業平道といって、往古在原業平が高安の女性のもとに通った道だそうです。



　今業平と言われるわたくしねこが歩くのにはもってこいですね。っていったいどの面下げて言っているのでしょうか。



　サビさんがお散歩中です。ついて行ってみましょう。



　あれ？おっさんついて来よった。



　ちびすけ、塀のとこまで歩いたら、振り返って見てみ、



　このおっさんが、自分のこと今業平やて言うとるわ。はずかしい。いったいどこで聞いていたのでしょう。



　石灯籠の下で、黒さんが唸り声をあげています。



　近付くと喧嘩は中断されました。相手はこの茶トラ白さん。小さいけど強そうです。



　車の下と塀の上に猫さんがいます。
　


　黒白さん、動かざること山の如しで、目も開けてくれません。



　猫撮り風情に目ぇ開けるやなんて沽券にかかわるわい。



　一方、塀の上の黒装束は油断がありません。



　この結界は一歩も通さぬ。



　奥におられる殿に万一にも近づく狼藉者は、



　猫撮りといえども容赦はせぬぞ。いや、別に、普通に歩いてるだけですから。
　いろいろ楽しみどころがあってまた歩いてみたいですね。柏原の猫たち、また会いましょう。