長田区の猫たちに会ってきました。（前編）

　長田区を散歩しました。




　どの猫にもお気に入りの場所があるようで、




　いきなり撫で。




　お気に入りの場所やから動くわけに行かんのや。




　植木鉢も好きやけど、一番のお気に入りは、




　通る人から見えるこの箱のうえ。




　お気に入りの場所かいな。




　毎回要求が変わるから、




　このおっさんの相手は大変なんや。




　目立たない奥まったところが好きな茶トラもいますが、




　ぼくはここの日向がお気に入りや。




　黒いところの多い背中をお日さんに向けるのが好きなんやけど、




　ええモデルの条件は撮影者の意見を聞くことやろ。




　こっち向きやったら写しやすいんやろ。




　お気に入りの日向を、




　猫撮りに邪魔された。




　せやけど、こっちの空き地に逃げてきたら、




　うちのお気に入りもばれてしまうやんか。




　もちろん、期待だけさせておいて、




　お気に入りの場所は秘密や。




　断然玄関マットがお気に入り。




　場所もそうやけど、お気に入りのブロックに左肘置いて、




　仲良しの黒白さんと一緒にくつろぐのが何よりお気に入りなんや。




　あ、その態度、傷つくやんか。（後篇に続く）