河合町の猫たちに会ってきました。

　河合町を散歩しました。




　潜水橋を渡ると、向うは斑鳩町。上古、海外からの使節は、




　大和川の水運から、このあたりで陸路に代えて大和朝廷まで、筋違道を通ったのでしょう。




　わたくしは大和鉄道を横断する秘密の通路を通ったり、




　こそっと春日神社に参ったり、

　わたくしだってそれなりのことをしますが、




　先週同じところをたどった時に再会したサビさんにも今日は出会えません。




　しかたがないので花の写真を撮るのです。これはあやめ。




　ほんでこれなんやったっけ。

　それは矢車草ってさっき教えたでしょ。




　檸檬の花はまだ蕾。




　鉄線は見頃です。




　あ、茶トラ白さん。




　見頃を過ぎたわしや。撮られるわけにはいかんわ。




　なんや、おっちゃん。人生はつねに見頃で全盛期やって、慰めてくれるんかいな。

　いや、そんなこと言ってませんが。




　見頃？




　見頃言うんやったら、わし、旬やで。

　特に異論をはさむつもりもございません。

　河合町の猫たち、また会いましょう。