生野区の猫たちに会ってきました。（後篇）

　猫たちにもいろんな事情があることは理解しているつもりです。




　五線譜に音符のつもりで撮った事情は無視してくれてかまいません。




　じつはこの日は急に暑くなった日。




　自動車の下が快適なのです。




　もちろん木陰も快適です。




　黒猫は吸収率が高いていうんやろ。




　おっさんその解説、




　前にもおんなじこと言うてたで。




　なんべんでも言うけど、




　旅する時はリーダーの役割が大切なんや。




　不安な顔は隠して毅然と歩くんや。




　たとえお尻の匂いを嗅がれても。




　たしか吸収率の話をしてたけど、




　リーダーの話になったり、




　お尻の匂いの話になったり。




　まさか嗅臭率とか言うつもりやないやろな。




　さすがにそんな言葉は広辞苑には載っていなさそうです。




　広辞苑を引き合いに出すまでもないと思うんやけどな。




　そういう話題に慣れていて泰然自若ってものもいますが、




　猫撮りおやじや。




　えらいこっちゃ。




　と早くも逃げ出すのも茶トラの事情。




　おっさん、最後に事情言う言葉使こてまとめにかかってるな。




　あいかわらず姑息なやりかたやけど、やっとこのおっさんに再開した実感が湧いて来たわ。

　どうもありがとうございます。生野区の猫たち、また会いましょう。