天王寺区の猫たちに会ってきました。（前篇）

　朝の天王寺をうろうろしてみました。



　お地蔵様がありますが、



　この井戸をお祀りされているもののようです。



　冷たいお水で気持ちが清々しい。



　キジ白さんに会いました。遊びたそうにも見えますが、これ以上は寄ってくれません。



　バイクの下にキジさんがいます。



　なかなか不敵な面構え。



　後刻通りかかると、外に出て寝ています。



　さっきの猫撮りやんけ。



　ちょっとびっくりしたけど怖いわけやないわい。



　やるんやったら、どっからでもかかって来ぃ。



　心の優しいおじさんですやて？



　かつおぶしでも持ってたら信用するんやけどな。



　ぼくは起きへん。昨日呑みすぎたんや。



　あら、素敵な猫撮りさん。



　近寄って撫でていただこうかしら。



　でも慎み深いのが大和撫子よ。



　恋に焦がれて鳴く蝉よりも鳴かぬ蛍が身を焦がす。



　キジさんがいます。



　身繕いしていますね。



　ちょっと、キジさん。



　ねえ、ちょっとキジさん。



　あ、びっくりしたな。急に声かけたらあかんやんか。



　三毛の姐さん、たぶらかしたり、



　キジのぼっちゃんをおどかしたり、



　猫撮りさん、あんまり罪なことしたらあかんでぇ。



　黒おじさんが気ぃ付けぇ言うてたおっちゃんや。うちは自力で逃げるねん。



　自転車の下まで来たら大丈夫。



　そんなことも知らないで寝ているちびさんもいますよ。（後篇に続く）