幸せの流れる時間をどうぞ。「旬膳甜酒 創庵」

　中央区の創庵さんで晩御飯をいただきました。ちょっとわかりにくいビルの2階に。ごめんください、予約したよっぱらいねこです。



　実はこの日はMikeさんの誕生日です。おめでとうございますの乾杯。



　いただいたのはなにわ旬菜おまかせ料理のコースです。突出し三種から、温かい胡麻豆腐。ふくよかにうまい。



　氷魚です。鮎の稚魚のことだそうです。しっとりした食感がここちいい。



　このわたと茶碗蒸し。磯の香が出汁によく合います。



　このコース。小食のわたくしたちはふたりで半分ずついただいています。融通のきくお店ですね。



　コロと太牛蒡。味噌仕立てです。小さい時分コロは苦手でしたが、これはゼラチン質がぷるぷるとうまし。



　三重の鰆。昆布締めで。



　余分な水分が抜けるのかねっとり濃厚で美味です。わたくしの食べた鰆では過去最高かも。



　対馬のよこわ。漬けにしたものを辛味大根で。



　ええ仕事ですねぇ。ご機嫌です。



　大根とお揚げさん、白葱を炊いたん。上品です。



　芯の一本通った品格かな。



　焼酎にしましょか。Mikeさん、喜六。前割りを。



　前日に割って一日寝かせてあるので、とてもまろやかです。



　わたくしは川越の甕入り。日本のお酒ではチェイサーと言わずに和らぎ水というそうです。酒飲みのくせに知りませんでしたよ。



　大将、仕事ぶりがきびきびと気持ちいいです。和装の美人奥様も物腰がやわらかで居心地いいですね。



　あら。目の前にキリンビール瓶コレクション。左から右へ新しくなるそうです。眼福。



　さてお料理。先ほどの鰆を、今度は焼いて。雲丹をぱらっとかけてあります。ふっくらとおいしい。黄色いのは人参です。甘酢に漬けてかりこりと。



　牛もも肉。たたきにしたあと山椒で炊いてるそうです。我を忘れるくらい美味。岡山の椎茸もこれが椎茸ですかといううまさ。



　もうちょっと呑みましょ。



　萬膳。



　食べる方も一応さっきので終わりみたいなので、なにかもうちょっとください。



　蕪のわさび漬けです。



　こんなん酒のみにはたまりませんよ。



　こっちは鮎の一夜干しですか。



　頭も骨も。なんともご機嫌ではないですか。



　そろそろ〆にしましょう。うずみ豆腐。豆腐とごはんに良質の出汁は、はい、日本人に生まれてよかったのです。



　こちらのお店では鍋のコースもあるようです。いただいたコースは1か月ごとに内容が変わるようですよ。



　まだまだ奥のありそうなお店に感じます。幸せな時間を過ごすことができました。また来ますよ。創庵さん、ごちそうさまです。